小樽運河

物資の取扱量が増えた事から小樽の海岸を埋め立て、艀が直接倉庫に横付けできるように1923年に1140mに渡って作られた水路が小樽運河だ。かつて小樽は北海道開拓の玄関口として多くの物資が集散したが、戦後、樺太との交易が途絶えると次第にその役目を終えた。1986年には運河を半分埋めて道路とし散策路や街園が整備され、その運河の美しさと、運河の海側に建つレンガ造りの倉庫群などの歴史的な施設が認められ1996年には国土交通省の都市景観100選に選ばれ、今や小樽を代表する観光地となっている。運河の陸側には浅草橋から中央橋にかけて数十万個の御影石を敷きつめた散策路が設けられ、夜になるとガス灯が灯り倉庫群もライトアップされ、昼も夜も運河の水面に倉庫が映って見える事から多くの観光客で賑わっている。観光客が多いのは浅草橋周辺だが、北側にも昔の運河の面影を残す北運河が広がり、その先には運河公園もある。周囲には土産物屋や食べ物屋も多く小樽運河周辺はぜひとも自転車やバイクを降りて歩いて散策したい場所だ。小樽運河には人力車による観光も可能で1区間2000円程度から乗車可能だ。

小樽運河データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★★★★★
お勧め:★★★☆☆
期間:通年
お勧め:昼間~夜間
費用:無料
施設:観光施設多数
電話:-
郵便:047-0031
住所:小樽市港町
北緯:43.1980
____:43°11'52"89
東経:141.0030
____:141°00'10"76
マップコード:493690443*77
MGコード:100-0878
マップル地図:23B-2
PCサイト
無断転載厳禁