弁慶岬

寿都から国道229号線を北西に5kmほど走った所にある、日本海に大きく突き出た岬が弁慶岬だ。弁慶岬の名前の由来は、この岬の先端が裂けたようになっていて、これをアイヌ語でベルケイ(裂けたところ)と呼んでいたのがなまって弁慶岬になったと言われている。しかしこの他にも弁慶岬には伝説があり、今から八百数十年前の平安時代末期、弁慶の舎弟の海尊が義経再挙の兵を募って蝦夷へ向かったという情報を得た弁慶は、毎日毎日この岬の先端に立って海尊の到着を待ち、そんな弁慶の姿を見ていたアイヌたちは、この岬のことをいつしか弁慶岬と呼ぶようになったとも言われている。ゆえに弁慶岬の高台の上には想望と書かれた弁慶の仁王立ちした銅像が建っている。弁慶岬は高台の上にあるので眺めはいいが、駐車場からよりも岬の西側にある大きな広場から見た方が眺めがいいだろう。広場からは日本海はもちろんの事、狩場山、茂津多岬、積丹半島、雷電岬をも一望できる。大きな駐車場にはトイレも完備されており、そばには芝生の広場もある事から、キャンプ場ではないが夏場になるとキャンプしている人が多く見られる。

弁慶岬データ
展望 :★★★☆☆
資料性:-
観光客:★☆☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:トイレあり
電話:-
郵便:048-0403
住所:寿都郡寿都町政泊町弁慶
北緯:42.8238
____:42°49'25"68
東経:140.1897
____:140°11'22"92
マップコード:797863485*40
MGコード:101-5036
マップル地図:15I-2
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