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  不動院からのお知らせ

今月の言葉

8月 葉月(はづき)
「 過ぎ去った日のことは悔いず 」

 
まだ来ない未来にあこがれて、取りこし苦労をしたり、過ぎ去った日の影を追って悔いておれば、前進できません。
 
過ぎ去ったあやまち等の日のことは悔いず。
まだ来ない未来にあこがれず。取りこし苦労もせず。
 
現在を 大切にふみしめてゆけば、身も心も健やかになる。
過去は追っては、ならない。みらいは、待ってはならない。
 
ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。
今日すべきことは、明日に延ばさず。一日一日を大切に、確かにしていくことこそ、良い一日を生きる道である。
 
人間独特の能力を、愚かな知恵とブッダ(仏陀)は、決めているようです。
そして、むしろ、過去、現在、未来、の三時(さんじ)を超えて、「一瞬」のうちに生きることを、教えられているのです。
 
動物たちは、瞬間、本能に従って生きているようですが、知恵がある人間には、それはなかなか真似のできないことです。
ブッタは、人間を、煩悩という苦しみから解放させる意味を説いています。
 
 
 
 
お経は、お釈迦様の説法を滅後に弟子達が記録したもの、更には後世の人達によって解釈が書き換えられたものも含め、膨大な量となりますので、各宗派は、そのうちの一部のお経を所依の経典として用いています。
 
いま日本で読まれている漢字のお経は、インドから中国へ伝来し翻訳されたものと、中国で祖師方々によって作られたものが伝えられています。
また、日本で宗祖が説かれた和文のお経も作られました。
 
インドから中国に伝わったお経は、翻訳の際に、インドの言葉を音訳したものと、意訳したものと2種類が成立しました。
「般若心経」や「観音経」など漢文に意訳された経典は、お釈迦様からの教えを文字で直接理解できる経典です。

                 大石不動院住職 岡本俊光

大石不動院八朔祭りのご案内

開催日時  

令和7年8月31日(日曜日)宵宮
令和7年9月1日(月曜日)本日 本堂連日八朔祈祷会(祭式のみ執り行います)
 

大石観光協会主催  

イベント開催31日宵宮16時から22時まで
仕掛け花火大会・ステージでの催しもの等
 

開催場所

松阪市大石町石勝山不動院境内一帯、参加人数約8000人
 

開催目的  

少子高齢化により過疎化が進む大石地区と近隣地域の方々との交流を深め、地域の活性化を図る。
300年継続・伝統の行事。旧暦の8月1日節分から数えて210日あたる8月31日(日)開催。
この季節は、この季節は台風などの自然災害も多く村人達が鐘を鳴らし護摩祈祷を行い、不動明王に地域の安全と五穀豊穣を祈願します。