松阪牛

 松阪牛はその昔伊勢牛と呼ばれていました。昭和30年頃から松阪牛と呼ばれ始め同時に松阪肉ともよばれるようになりました。
 現在はおもに三重県中央部の雲出(くもず)川から宮川間の地域にて飼育された牛を松阪牛といいます。とくに飯南郡から松阪に流れる櫛田(くしだ)川流域は、飼育の盛んな地域が多いようです。
 但馬や淡路産を中心にの黒毛和牛の仔牛(7.8ヶ月)を2〜3年かけて肥育し松阪牛に育てていきます。この飼育の中でビールを飲ませたりマッサージをしたりすると言った手間をかけるようようです。これは、えさの消化を助けるためにおこなわれたようです。
 日本中どこでもそうですが食肉用として牛を育てるようになったのは、ごく最近の話でありそれ以前は、やはり農耕用の大切な家畜だったのです。仏教の教えもあり明治を迎えるまでは、食することはごく稀でありました。
 明治に入り文明開化ともに牛肉を食べる習慣が広がり、農耕用の牛を3〜4年働かせた後 野上がりさせ一年間休ませながら餌を多く与えて、太牛にした後 食肉用として取り引きされていました。この太牛づくりから農耕をさせない現在の肥育へは、機械の発達と共に変化していきました。
 松阪牛を日本で最高のブランド牛として飼育されている農家の方々に恥をかかせない最高の料理をいたしております。
 すき焼きの美味しいお店、焼肉の美味しいお店色々有りますが、ステーキとシチューが食べたい方は当店にどうぞ。

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