猫のお留守番


猫は環境の変化を嫌う動物なので、一泊くらいの不在なら猫だけでお留守番出来ます。
その場合は、缶詰等生ものは腐りやすいのでドライフードのみにし、
トイレはいつもより余分に用意しておいてあげましょう。
2泊以上〜長期の不在になるとペットホテルを利用したり
ペットシッターさんや友人・知人に来てもらったりする必要があります。
一番良いのは猫が家にいて誰かに来てもらうケースです。
トイレ掃除とえさやり、一日一回来てもらえばなんとかなります。
誰かに来てもらう場合には、事前に世話の仕方や病気になった時は何処の獣医に行くか、
等打ち合わせをする方がトラブルが少ないでしょう。

日中は仕事等で留守しがちなお家でも、寂しがるかもしれませんが、大丈夫なようです。
我が家でも、ほとんど日中は留守をしています。
我が家は1匹飼いではありませんので寂しさは少ないと思いますが、
達は猫達で留守にしていてもうまくやっているようです。
1匹飼いで昼間留守がちなお家だと、多少寂しがることはあるとは思いますが、
それが猫を飼えないと言う理由にはなりません。
一匹でも色々工夫して1匹なりにのんびりやっているようですよ。
猫はキャットタワー等室内に遊ぶところを用意してあげれば犬のように散歩に行かなくてもよいし十分楽しんでくれます。
時間がない人はかえって犬より猫の方が良いかも知れませんね。

一緒に居る時間が少ないと懐いてくれないのではないかとお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、そんな事はありません。
その分、十分帰宅してからスキンシップを取ってあげましょう。
そうすると朝はお見送り、足音が聞こえてくると玄関までお迎えしてくれる子も居ますよ。
それでもやはり1匹では寂しいんじゃないかと思う方は、遊び相手としてもう1匹迎えるのもひとつですね。

寒さ、暑さ対策ですがどちらにしても
温度管理にはなるべく気をつけてあげましょう。
そうは言っても、寒い時期のお留守番は結構猫にとって辛いかも知れません。
室内だけで飼っている場合は、よほど寒くない限り成猫に関してはあまり心配はしなくても良さそうですが、
仔猫や老猫はそれが元で風邪を引いたり、体調を崩したりするかもしれません。
また長毛種より短毛種の方が寒がりのようです。
対策としてはホットカーペットやパネルヒーター、エアコン等、
留守にしていても火災ややけどの心配がないものを用意してあげたいですね。

暑さに関しては、真夏など部屋を閉め切った部屋だと室温が以上にあがるので、
脱水症状など起こし命にかかわることが発生します。
猫が居る部屋にもよりますが、多少の暑さの場合は換気扇を回したり、少し窓を開けて風通しをよくするとか
あとはお風呂場が案外涼しいようです。
お風呂場を猫に開放する場合は水はちゃんと抜いておいて下さいね。
そうは言ってもとても暑い日などはこれくらいの対策では追いつくはずがありません。
その場合は、やはりエアコンが活躍しますね。
でも冷えすぎもいけませんので、弱かドライがお勧めです。
また長毛種の場合、夏はサマーカットしている方もいます。
でもやっぱり毛が在った方が可愛いし気がひけると言う場合は、
お腹の毛だけを薄くしてあげるとかでもだいぶ違うと思います。

寒さ、暑さの調整を、エアコンに頼っている場合、暖かくなりすぎたり、冷えすぎたりと言う場合も考えられますので、
少し部屋のドアを空けて猫が逃げる場所を作っておくようにする事も大切です。