念願の猫を迎えたら・・・

先住猫は居ますか?
居る場合と居ない場合、やはり違います。
先ず、先住猫が居る場合は新しく入った猫との関係がこじれないように配慮する必要があります。
数匹の猫が居る場合は、もう1匹増えるのはあまり難しくありません。
しかし今まで1匹だけで甘やかされ大切に飼われていた場合はちょっと違います。
猫はなわばり意識の強い動物です、
新しく入った猫をなわばりを荒らす侵入者として受け取り、攻撃する事があります。
仔猫ならなわばりを争う相手ではないので比較的心配は要りません。
成猫が居る場合に、成猫を迎える場合は先住猫の性格にもよりますが、
ゆったり構えて上手く対面させましょう。
こちらがあまり神経質になると猫に伝わり、異常な雰囲気を猫が感じ、緊張するからです。
先住猫が居る場合は、どちらにしても最初が肝心だと言う事です。
最初に上手く行けばあとは大丈夫、徐々に距離を縮めて仲良くなっていくでしょう。
ではどうしたら上手く行くか、、、先ず新しい猫をキャリーバックからいきなり出すのではなく、
キャリー越しに対面させましょう。
そしてお互いの反応を見ます。
興奮する様子もなくお互いが興味を示すようならドアを少し開けて、それでも大丈夫であれば
自由にさせてみます。
もし喧嘩になってもよほど激しい怪我をするような喧嘩でなければ見守ってください。
お互いを認知する為の儀式だと考えてください。
またシャーと威嚇をした場合は、もう少し落ち着くまでキャリー内で様子を見てください。
そして徐々に慣らしていってください。
基本的に怖がりな猫ほど、威嚇したり手を出したりするのです。
また先住猫の方が基本的に強い立場にあります。
既に自分のなわばりを持っているからです、
その先住猫のプライドを傷つけないように立ててあげるといいですね(^^)

今まで育ったところでどんなフードをどんな風に食べていたか確認しておきましょう。
食生活が急に変わると体調を崩す場合があります。
しばらく慣れるまでは同じ物をあたえてあげるといいですね。
特に仔猫は体力がまだしっかりしていないのでささいな事で体調を崩します。
猫は環境の変化に弱い動物です、仔猫なら余計です。

猫を迎えるのはなるべく自分がお休みの日の早い時間がお勧めです。
猫と一緒に居る時間が少しでも多い方がいいし、夜までになるべく新しい環境に慣れてもらう事への配慮です。
猫を我が家に連れてきたら、先ず水をいつでも自由に飲めるように置いてあげ、
そしてトイレを用意した部屋で自由にさせてあげましょう。
あまり抱っこしたりかまったりせず見守ってあげた方が良いです。
部屋の中の物の匂いを嗅いだり探索をしたり、そしてようやく落ち着くのです。
落ち着いたら今度は優しく撫でてあげたり抱っこしても大丈夫です。
早く仲良くなる為にねこじゃらしで遊んであげるのも一つの方法です。
でも猫が来て数日はあまり遊びすぎると疲れて体調を崩してしまうので程ほどにしましょうね。
仔猫はよく眠ります、安心して眠れる環境を作ってあげたいものです。

新しい場所でのトイレを覚えてもらわないといけません。
猫がうろうろ床の匂いを嗅ぎ始めたりそわそわしだしたらトイレのサインです。
慌てずそっとトイレに連れて行ってみましょう。
こちらが慌ててバタバタ連れて行くと仔猫が怖がってトイレが怖い場所だと勘違いしてしまいます。
猫は割とトイレを覚えるのが早いです、そうして一度でもトイレが成功すればもう安心です。
トイレ以外の場所でしてしまって臭いが取れてないとそこをトイレと勘違いしてしまいます。
最初が肝心ですね。