猫の入手方法

猫の入手方法には色々あります。
ペットショップで気に入ったコを見つける、知人から譲ってもらう、ブリーダーから買う。
大型の猫が好きですか?小型の猫が好きですか?
長毛種が好きですか?短毛種が好きですか?
それが決まったら今度は、猫種は何が良いか考えましょう。
本屋に行けば世界の猫種の本が出ています、色々な猫種が掲載されていますので
参考にしてみたら如何でしょうか。

次は男の子か女の子か、性別による性格の違いは多少あります。
個体差は当然ありますが比較的男の子の方が甘えん坊と言われています。
去勢をするといつまでも子供っぽい部分を残すとも言われています。
女の子は割とプライドが高かったり猫らしい気ままさがあるように思います。
それが猫らしくて良いと言われる場合もあります。
しかし、女の子は男の子に比べ大人しいかもしれません。
もちろんこれも個体差はありますので一概に言えません。
どちらにせよ、愛情を持って接していけば猫もちゃんと人間の言う事を理解してくれます。
手術は女の子より男の子の方が楽ですし、費用も多少安くなると思います。

迎える猫については仔猫にこだわらなくても良いでしょう。
仔猫の時から飼わないと懐かないって事はありません。
可愛さは仔猫でも成猫でも同じです。
仔猫はまだ体力や性格が未知数です、
その点成猫は既にはっきりしているので環境に慣れてくれるのは多少時間が掛かるかも知れませんが
仔猫を育てていくのに不安がある人はむしろ中・成猫の方が良いと思います。

毛のお手入れは当然短毛種の方が楽です、しかし性格は長毛種に比べ活発な子が多いようです。
長毛種は種類にもよりますが、短毛種に比べると手入れの手間や時間が必要になります。
また無毛の猫種もあります。

ブリード〜ショータイプ、ペットタイプによってもお値段は違います。
ペットタイプよりブリード、ショータイプの方が高くなります。
家で避妊・去勢して可愛がるだけなら、ペットタイプで十分ですが、
よく猫図鑑や写真集での猫種紹介に載っているような猫達は
タイプの良い子達が多いです。
雑種、純血種のハーフ、里親募集で里親を探している子、色々ですが、
猫の命の重さ、可愛さは血統猫でも雑種でも同じ、先ずはタイプよりインスピレーションですね。

ショータイプ
猫の種類にはそれぞれのスタンダードがあります。それぞれ理想とする体の各部、目の色、毛色など
細かく定められています。
そのスタンダードにより近い猫ほどショータイプと言われます。
キャットショーに出したい人はショータイプを求めましょう。

ペットタイプ
ショータイプ、ブリードタイプの猫からすべてショータイプの猫が産まれて来るわけではありません。
血統は良し悪しに関係なくなかにはスタンダードから外れた特徴を持って産まれて来る場合もあります。
そういう猫がペットタイプになります。
例えば、ペルシャ猫の鼻はスタンダードではぺちゃんこの短い鼻でなくてはなりませんが、
ショップでよく見かける鼻筋の通った猫が生まれる場合もあるのです。

いずれにしてもショーに出すつもりがない場合は自分の好みで選ぶと良いでしょう。

キャットショーはキャットクラブが開催する猫の品評会です。
一年を通して夏以外はだいたい全国各地で行われています。
詳細はキャットクラブに問い合わせたり猫雑誌を見れば解ります。

キャットショーに出向いて色々な猫を見て自分の好きな猫を探すのも良いでしょう。
会場で気に入った猫のブリーダーに声をかけて見ましょう。